【イノベーションの視点1】五感を磨き観察する | イノベーションで未来を創ろう! ある企業研究者の Life Strategy

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医療機器会社リサーチ・メディアカルの創設者

ゲイリー・クロッカーは、注意深く観察した。


心拍動下での手術で患者が出血し、

術野が見えにくくなると

外科医は看護師に光源を持たせ、

吸引器をつかって血液を吸い出すというように

自分なりの処置方法で出血を取り除いていた。


ゲイリー・クロッカーはこれを見てひらめいた。

「もっと簡単に出血を取り除けないか?」


そこで、除菌加湿された空気を縫合部位に噴射して

出血を取り除き、付属の光源で視認性を高める

技術に取り組み「光源つきビジュフロー」を開発した。


医師でさえも、この課題が解決されると思ってなかったかもしれない。


コーリー・ライドは思わぬところから英語教材のヒントを得た。

ブラジルに長期滞在していたときに、

アメリカの大学受験のための予備校で教えていた、


英語に上手い人にあうと、

「どうやって英語力を身につけたのか?」

質問をした。


驚いたことに、一番上手い人は語学教室に通ったことはなかった。

アメリカの人気ドラマ「フレンズ」などの番組を楽しんで見ては

俳優のセリフを真似て発音していた。

そして、街中でいつのまにかアメリカ人と会話ができるようになったという。


そのような人が何人かいて、アメリカ映画を見ることに時間を費やしていた。

この観察は次の質問となった。

「なぜもっと多くの人が映画で英語を学ばないのだろうか?」


それは早口でついていけなかったり、

単語、熟語がわからないからであった。

そこでコーリー・ライドはパソコンで

映画を見ながら会話の速度を落とし、

単語の意味を確認できる、

そして自分の発音を俳優と比べることできるソフトウェア

を開発した。


どちらもイノベーションの事例でです。


この二つの事例に共通することは何でしょうか?

それは、


観察


注意深く観察する。

自分の目で確かめ、

なぜそうなっているのかを確認する。

その中で人が見落としているものを見つけることができる。

ということ。


これは何も視覚だけの話をしているのではありません。

今や経営の神様と言われていますが、元エンジニアの稲盛和夫さんは、

セラミックの会社を立ち上げたとき、

なかなか思うように焼け具合を再現できないため、

現場の技術者にこういったそうです。


「神に祈ったか?」


どう言う意味でしょうか?


これは、きっと神に祈るくらい神聖な気持ちで

モノ作りに励んだか?

ということでしょう。

「五感の全てを使って、目の前に課題にぶつかれ!」

といっているのです。


つまり、見る、聴く、触る、嗅ぐ、味わう

神経を研ぎ澄ませなさいということです。


実際、生産現場では機械や機器を使いながら

職人さんは、音や触感で違いを感じ取っています。


これです。


五感を活かした観察こそが、

イノベーションにつながります。


五感を研ぎ澄ますには、

様々な経験があったほうが良い。


初めての場所に出かける。

あったことのない人に会い、考えもしたことのないことを聞く。

芸術に没頭する。

子供のように子供と遊ぶ。

一流のレストランで食す。


単なるルーティーンでは本当の観察はできないのです。

視点を変え得るために五感を研ぎ澄ますのです。


新たなちょっとした刺激があるだけで

あなたの視点が変わり、

今まで見えなかったものが見えるようになるのです。


あなたのイノベーションは

思ったより早く、少し先の未来に待っているのかもしれません。


そう思って、今日明日の一日一日を大切に。


PS 誰よりも早く五感を磨きセルフイノベーションを起こすお薦めはこちら。

   稲妻が走り、加速します。


→ http://www.infotop.jp/click.php?aid=232426&iid=21783&pfg=1


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